2014年07月29日

うな重の食べ方(2)


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うな重の食べ方(2)


名古屋の税理士の大矢芳敬です。


あるベテラン料理編集者が先輩から教わったこととは、

次のようなものでした。


「うな重は、自分から見てお重の遠い側から食べなさい。

そうすれば崩した部分が相手に見えない。

奥側を食べ終わったら、

今度は手前に残っているうなぎとごはんを奥側に寄せて食べなさい。

そうすれば、終始、相手に崩れた部分をお見せしないで済む」

思わず、なるほど、と唸りました。


マナーだとか、正しい食べ方だとか、

そういうものではなく、

崩したところを見せないほうがきれいだから、

という相手への気づかいなのです。


私は、そんな繊細な心を持ち合わせていないので、

とても勉強になりました。

相手や場所によっては、かえって堅苦しく感じさせ、

場が白けてしまうことがあるかも知れません。

でも、知っていて損はないように思いました。

大切な方とご一緒したときなど、役に立つかも知れません。



大矢芳敬

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posted by 大矢会計 at 08:58| Comment(0) | 日記

2014年07月28日

うな重の食べ方(1)


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うな重の食べ方(1)


名古屋の税理士の大矢芳敬です。


先週上田比呂志さんの著書をご紹介しましたが、

たまたま明日は土用の丑の日なので、

もう一つその本の中に書かれていた、

うなぎにまつわるエピソードをご紹介します。


上田さんが、あるベテラン料理編集者と

うなぎを食べに行ったときの出来事です。

対面に座るその編集者は不思議なところから

うな重を食べ始めたそうです。


うな重を食べるとき、右利きの人なら一般的には、

お重の「左手前の角」あたりから崩して食べ始めます。


しかし、その人は「左奥の角」から崩して食べていたのです。


最初は、おや?と思っただけでしたが、

しばらく食べ続けていくうち、

彼のうな重がきれいな形をとどめたままであることに

気付いたそうです。


上田さんから見ると、

編集者のお重の手前がブラインドになっていたのです。


ふたりのやりとりが続いた後、

その編集者は先輩から教わった話をしてくれました。


つづきは、また明日。それでは、ごきげんよう。



大矢芳敬

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posted by 大矢会計 at 12:35| Comment(1) | 日記

2014年07月25日

三越特選売場の接客(3)


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三越特選売場の接客(3)


名古屋の税理士の大矢芳敬です。


三越特選売場の接客(1)三越特選売場の接客(2)の続きです。


 「お客様、実はこちらの家具、売り物ではございません。

店頭の什器なのですが、私、作ったメーカーを知っておりますので、

すぐに問い合わせてみます。

同じものが発注できるかどうか確認してみますので、

少々お待ちくださいませ。」


その場で安達さんから什器の製作工場を紹介してもらったおばあちゃんは、

満足そうにうなずきながら、

まったく同じものをオーダーで作ってもらうようにお願いしました。

額にして100万円をゆうに超える買い物だったそうです。


そして、おばあちゃんは次のように言ったそうです。

「安達さん、ありがとうね。

でも、私、これは工場から直接では買いません。

三越の家具売場を通してちょうだいね。」


 安達さんの接客も見事ですが、

このおばあちゃんのひとこと。お見事と言うほかありません。


ある人が、本は、

「本屋さんで立ち読みし、気に入った本があったら、ネットで安く買えば良い。」

と言っているのを聞いたことがあります。


それを聞いて、寂しい気持ちになりました。

しかし、このおばあちゃんの話を読んで、

すがすがしい気持ちになりました。


そうそう、私が手に取った本は、「気がきく人」の習慣、です。

著者は上田比呂志さん、出版社はアスコムです。


私のブログを読んで、この本を買おうと思った方は、

本屋さんでも、ネットでも、古本屋さんでも、

どこで買ってもらってもOKです。

本屋さんで見つけて立ち読みした訳ではありませんから。

人から借りて読んでもOKです。

でも、借りた本は、返してくださいね。


大矢芳敬

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posted by 大矢会計 at 12:38| Comment(0) | 日記